一人旅初心者必見!旅の始め方からプランの立て方まで


余暇にどこか遠出をする。そんな旅を趣味にしている人も多いでしょう。友人や家族、恋人らと一緒に、いつもと違う場所でわいわいとする旅行。

それももちろん楽しいことですが、一人だけで旅に出かけるのもまた楽しいものです。一人ならば好きな場所に好きなように回れますし、食べたいものも自由自在。気が向いたら予定を変更してもどこからも文句はでません。

とても自由な気持ちでリラックスできるものです。仲間との旅行と比べてどちらがいいというわけではなく、別物として楽しめる、そんな一人旅は思う以上に面白いものですよ。

一人旅の始め方

一人旅をやってみるのは誰にだっていつだって出来ます。ポイントは、日常の中で、例えばテレビのドラマのワンシーンだとか、新聞でどこどこが文化遺産に登録された、だとか。

そんな風にふと興味を惹かれた場所、それをまず覚えておくことです。折角普段住む街を離れて出かけるのですから「行きたい」と思うところに行くのが第一歩。

例えそれがどれだけマイナーな場所でもマニアックな観光地であろうとも、一人旅ならばなんら遠慮をする必要はありません。誰かと予定を合わせる必要もありませんし、自分の予定と「行きたい気持ち」だけでいいのです。

場所が決まれば後は好みに応じて現地の情報を集めておきましょう。「色々見て回りたい」という方でしたら史跡や自然などの見所は確実に押さえておきたい物です。

逆に「ゆっくり、行き当たりばったり」が好みの方だとしても、行きと帰りの交通に関してだけは調べておいた方が無難です。

特に帰りの交通の時間や駅などの場所を把握しておくと、現地での時間が最大限利用できてより楽しめますよ。仲間との旅でしたら待ち時間もまた会話が弾みますが、一人旅ではそうもいかないという事情もあります。

一人旅は行動が自由

現地での行動も好きにできます。例えば旅行先の現地での食事は普通と違うものが食べられるため、ちょっとここで予算を優先し、奮発していいものを食べてみませんか。

観光地の様な場所では「お一人様」の食事をされている人は意外に多いので、そういうものも気になりません。コツとしては時間を少しずらすこと。昼食を2時からにしてみれば、繁盛店であっても並ばなくても入れる場合が多く、憧れの有名行列店を試すことも出来るでしょう。

その場合朝食を少し遅めにしておけばいいだけですし、同行者がいる旅行で「昼食は2時」と言ったら眉をひそめられそうなものですが、一人旅ならまったく問題はありません。

2時までの間で空腹が我慢できなかったらどこかで食べ歩きをしてみるのもいいですし、結果それでお腹が膨れてしまって昼食があまり入らなかったとしても誰から責められるわけでもなし、自分だけの笑い話にしておけます。

一人旅プランの立て方のコツ

複数人数での旅行の場合は、基本的に「交通」「食事」「現地での行動」「宿泊」などと全てをちゃんとしたものにしておいた方が無難です。旅行に求める物は人それぞれで、どこかが劣ると誰かしらから不満が出てしまうものですからね。しかし一人旅では違います。

予算や時間と兼ね合いで、「どれを優先するか」を決めると間違いなくより楽しるようになります。

先ほど書いたように「食事を優先」してそこに予算を注ぎ込むのもいいでしょう。そして逆に、「宿泊は節約しよう」などと考えるのも一つの手で、特にお勧めしたい手段です。

一人での旅行の場合、宿泊先では基本的に寝られればいい事が多いです。誰かと喋るわけでも無し、やったとしても夜に一人で飲酒するぐらい。ならばここで節約をしてしまいましょう。

定番のビジネスホテルでもいいのですが、お勧めはカプセルホテルです。宿泊費がビジネスホテルよりさらに3割程度安く、そもそも一人での宿泊を前提とした施設ですから遠慮なく過すことができますし、同じく一人旅の人と知り合いになれることもあります。

さらに大半のカプセルホテルには大浴場もあります。

ビジネスホテルの味気ないユニットバスと違い足を伸ばせますし、大抵24時間入れます。

併設されたレストランが深夜までやっている所も多いです。ネットカフェ並に漫画を揃えているところもありますよ。

チェックイン後は好きに寛ぐもよし、深夜や早朝に風呂に入るもよし。寝付けなくてカプセルから這い出てレストランで一杯やるもよし。そういう「開放された」自由な行動ができる感覚は本当に気持ちいいですよ。

「安宿」扱いのカプセルホテルは意外にそういった楽しみが出来る宿泊施設です。この宿泊で節約した分、どこかでいいご飯が食べられることも考えるなら一人旅ではベストな選択肢と言えるでしょう。

一人旅は他の楽しみ方も

楽しみ方は人それぞれですが、食事の他に「写真」というものもお勧めします。これは自分が写る写真ではなく、風景や物の写真の撮影ですね。

山々の風景、神社の境内、変わった看板、道の途中で見つけた野良猫。なんでも撮りましょう。一人旅は一人で楽しむもの。

しかし写真を撮っておけば、それをリアルタイムに旅先で誰か友人にメールで画像添付して送ってみたり、家に帰ってからブログにアップしたりすることにより、旅程そのもの以外の部分で他の人達と楽しむことができます。

そうすることによって友人とも「そこ行ってみたい」という話が出て、改めて仲間内での旅行の計画が上がることもあります。

そこまでいかなくとも、普段は撮れないような写真というのは、旅先で購入するお土産以上に話のネタにできるものです。「友人と行かない旅行」だからこそ、「旅行後に友人と楽しめる」。そういうこともあるのです。

 

まとめ

一人旅の良さは開放された自由な気持ちになれるということ。成功するも失敗するも自由です。

自分の中だけで完結し自分の思い出だけにするも良し、一人旅で得た思い出や写真などを使って他者とのコミュニケーションの材料にするも良し。

行くところも食べるものも旅そのもののスタンスも人それぞれに自由です。

大勢での旅行に慣れている方も、一度は一人旅を試してみませんか?

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