子宮頸がんの検査結果はまさかの要精密検査!更にトラブル発生!

27歳で受けた、区の子宮頸がん検診。

まだ若いし、半年前に出産していてその時の妊婦検診で受けた子宮頸がんの検診も異常なしだったので、まぁ大丈夫でしょうと謎の自信がありました。

が、検診を受けた1ヶ月後に届いた封筒には要精密検査、早急に医療機関を受診してくださいの文字。

アラサーで子宮頸がん検診で引っかかり、更にその精密検査が原因で救急を受診する羽目に!?
そんな私の体験談です。

まさか私が?予想外のお知らせに動揺、たらい回しな検査予約

私の住む東京荒川区では成人女性を対象に子宮頸がん検診を2年に1度、誕生月に無料で受けられます。

私もまあ大丈夫でしょうと思いながらもタダなら行くかと受けた検査。

結果はそこから約1か月後の忘れた頃に封書で届きました。

封筒がやけに厚みがあって、増す不安感。

大急ぎで開封するとそこには「要精密検査 早急に医療機関を受診してください」とあり、紹介状が同封されていました。

その時一緒に見ていた夫がとても心配していましたが、まー大丈夫でしょうと私は笑いました。

笑って見せたけど手が震えていたのを今でも覚えています。

それから慌てて近くの大学病院に予約の電話を入れましたが
「予約が2か月先まで埋まっているのでお急ぎでしたら他の病院をあたってください」
と言われました。

さらにその次に近い病院に電話したのですが、これまた同じようなことを言われ、予約するのですらたらい回しにされました。

結局、何とか予約のとれた少し遠い大学病院でも初診、3時間ほど待ちました。

ですが待ち時間の長かったおかげで、その間に結構冷静になれました。

いざ子宮頸がんの精密検査!私の場合はパンチもしました

3時間待ちの末ようやく呼ばれて、精密検査の内容を聞かされました。

前もってネットで調べていたのはコルポ診というもので、中を拡大し目視で診察するものでしたがいざ受診すると「パンチ」という検査もすることになりました。

内診台に上がり、酢酸をかけ(病変部分が白くなるそうです)中の組織というか肉を米粒から小豆大の大きさで採取されました。

3か所の採取で痛みはググッとピンポイントに押されるようなやや強めの痛みです。

それからガーゼを詰めて止血。

診察後に「夕方になったら自分でガーゼを抜いてください。まれにあるのですが、出血が生理2日目以上あれば診るので電話して再度来院してください。」

と、看護師さんに言われたのですが0歳の息子を連れていて、このタイミングで大泣きされたので指示があまり聞こえませんでした。

そして実はこの時からもう異変は起きていたのです。

見たことない量の大量出血!大慌てで病院へトンボ返り

それから会計して(紹介状ありで4000円ほどでした)途中の駅で休みだった夫と合流。

公園を散歩しているとなんだか血の漏れている感覚。

慌ててトイレに行き見てみると、つけていた多い日用のナプキンが全面真っ赤に染まって、血が漏れていました。

ガーゼを詰めているのにこれはやばいのでは?と思いつつ、痛みもないし様子を見ようとナプキンを替えて再び散歩。

ですがすぐに血の漏れる感覚。

これはやばい。

トイレに駆け込みガーゼを抜いてみると今まで見たことのない出血で、痛みはないけどどんどんと出てくる血に恐怖を感じました。

イメージとしてはお股から鼻血のような感覚でドバドバと血が出る感じです。

夫に事情を説明して車で迎えに来てもらい、病院にも電話し心配なら受診してくださいと言われたので救急を受診することに。

その間にタンポンを詰めて夜用のナプキンをしました。

それから20分ほどで病院到着。

夫が休みで本当に助かりました。

娘が保育園のお迎えの時間だったので夫には1度お迎えに行ってもらい、私は10kg近い息子を抱っこして荷物と上着を抱えて受診。

これをものすごく後悔しました。

息子が重い。荷物、上着もあって両手がふさがる。出血が多くて貧血気味の体にはとても負担…(-“-)

それから何とか受付を済ませ、血圧を測るように言われて椅子に座ったのですが、出血がすごくて椅子も周囲の床も血染めにしてしまいました。

2、30分でタンポンと多い日用の夜用ナプキンをしていたのにも関わらずこの有様だったので出血の多さが伝わるでしょうか(;’∀’)

それから内診台へ。

事前に情報を聞いていたお医者さんが診るなり「これはすごい」とつぶやき、気付けば狭い内診室にはたくさんの医師や看護師が集まりました。

泣き叫ぶ息子を預かってもらい点滴と血圧計をつけられ、再度ガーゼで圧迫して止血を試みるも止まらなかったので、中を麻酔なしで縫うことに。

麻酔なし!?と驚きましたが子宮頚部の奥の方は痛みを感じにくいそうで、確かに麻酔なしでしたがパンチの時より痛くありませんでした。

パンチはベテランの先生でもまれに血管を傷つけてしまうそうです。

私は今回残念なことに、そのまれな例になってしまいました。

縫ったおかげで血は止まりましたが念のためとまたガーゼを詰められ、翌朝受診するように言われて会計して(この時は700円ほど)帰宅。

すっかり血も止まり精密検査の結果も軽度異形成というあまり心配いらないものだったので年に1度の検診をすることで落ち着きました。

電話した時に心配でしたら受診してくださいと言われましたが、これは受診しないと大変なことになっていたのでは?とちょっとゾッとしました。

まとめ

子宮頸がんの検査を受けたらまさかの要精密検査。

まさか私がという驚きと、もしがんだったらという恐怖で震えましたが結果はとりあえず安心できるものでした。

私のように引っかかりはしたけどそこまで心配のいらない擬陽性と呼ばれるものの方もたくさんいるそうです。

それよりも私は精密検査のパンチで引き起こされた大出血に慌てました。

少しでもおかしいと思ったらすぐ病院に電話して、もし赤ちゃんがいるようでしたら預けられるならぜひ預けて受診してください。

赤ちゃん連れの診察は結構ハードでした。

こんなことがありましたがこれからも検診は真面目に受けたいと思います。

がん検診の補助を出している自治体は多いので、受けられる方は是非、そうでない方も検診は受けてください。

子宮頸がんは自覚症状も出にくいですし、他のがんにも言えることですが早期発見がカギです。

子宮頸がんの最初の検査は中を綿棒のようなものでこする程度ですぐ終わるし負担も少ないです。

自分の体を守れるのは自分自身ですし、自分のために少しの時間と労力を使ってもバチは当たりませんのでどうか受けてくださいね。