
水商売の経験はありますか?最近は女子大生がキャバクラでアルバイトをすることも増え、こういった仕事も身近なものになってきました。
それでも水商売の経験がない女性の方が多いのではないでしょうか?
日々の生活の中でお金が必要になり、水商売を考えはじめる…このご時世、そんなこともよくある話だと思います。
しかし、水商売をしたことがない!さらに年齢も30歳を超えている!なんて人にとっては、簡単に飛び込める仕事ではありませんよね。
水商売ってどんな世界?ノルマは?年齢制限は?考えだせば不安ばかりです。
数年前、私も同じ状況でした。でも、勇気を出して38歳で飛び込んだ水商売の世界は、想像より楽しくお金を稼げる場所だったのです。
ここでは、水商売未経験の30歳オーバー大人女子が、安心して夜のお仕事ができる方法を書いています。
楽しく働いてお金も稼ぎ、キラキラした毎日を過ごしましょう!
大人女子でも大丈夫?30代からはじめる水商売
みなさんは水商売にどのようなイメージをお持ちですか?若い女の子がいっぱい?露出度の高いキラキラのドレス?
もちろんこのような感じのお店もたくさんあります。ですが全てのお店がそうではありません。
夜のお店には大きく分けて3種類のお店があります。キャバクラ、クラブ、スナックです。
先ほど言ったようなキラキラのドレスを着た若い女の子が活躍しているのは、キャバクラがほとんどです。
料金設定も安めで、若い女の子がいるので、お客様も若い男性が多いのが特徴です。
次にクラブですが、こちらもきらびやかなドレスやスーツを身にまとった女性がお仕事しています。
キャバクラとの違いは料金設定が高く、落ち着いた雰囲気のお店がほとんどなことです。
それに伴い、お客様の年齢層もあがります。ご来店の目的も若い女の子ではなく、落ち着いた空間での楽しい会話とお酒になります。
接待などで利用されるお客様も多いので、接客マナーには注意が必要です。
そして最後にスナックですが、こちらはぐっと雰囲気が違い、アットホームなお店がほとんどです。
料金も先ほどの2つのお店より安く、クラブのような緊張感があるお客様が来られることも少ないでしょう。
ここで私が30代初心者女性におすすめするお店は、なんと言ってもスナックです!
特におすすめなのは、地域密着タイプの、近所の人が来店するようなこじんまりとしたお店がいいですね。
このようなお店をおすすめするのにはもちろん理由があります。
まず服装です。スーツやドレスは必要ありません。お店により差はありますが、シャツにスカート、ワンピースなどで充分です。
特別な服を買う必要もなく、身体を露出しないといけないわけでもないので安心ですね。
そしてノルマもありません。他の2つのお店のようにお客様を必死で呼ばないといけない!なんてこともないのです。
ノルマがないので他のスタッフとお客様の取り合いになったりすることもありません。
次に、客層が高めでアットホームな点です。近所に住んでいてママとも親しく、お客様同士も仲が良かったりします。
料金も安めなので気軽に来店される方が多く、フランクです。
求められている女性も、若さや見た目ではありません。楽しい会話ができたり一緒に歌を歌ってくれるような親しみやすい女性です。
そして何よりこのようなお店では素人感がうけます。
スナックに来られるお客様はキャバクラ、クラブではもう充分遊ばれている方が多いのです。
ですので「もうプロは結構!」なのです。
客様は肩ひじ張らない気楽さと安らぎを求められています。
そこにガチガチの戦闘態勢のプロはいりません。お客様を親しみやすさと笑顔で迎えてくれる女性が必要なのです。
いかかでしょうか?私がスナックをおすすめする理由がわかって頂けたでしょか。
これが1番心配?!何を話せばいいの?
お客様との会話が1番不安だという方も多いと思います。
でも大丈夫です!まずは落ち着いて「この仕事初めてなんです」と切り出してみましょう。
30代で初めての水商売となると、お客様も興味を持って下さることが多くなります。
なぜこの仕事を始めたのかや、水商売をしていく上での不安や悩みを相談してみても良いですね。
おじさま世代は頼りにされるのが大好きです。
「俺が水商売のイロハを教えてやろう!」なんて会話が弾みだすことも少なくありません。
キャバクラもクラブも経験済みのお客様には気の利いた会話なんて必要ありません。
何気ない会話で十分なのです。
話を聞いて欲しい方も多いので、話すことよりも聞くことを意識してもいいと思います。
しっかり話を聞いていれば自然と質問も生まれてくるものです。あいづちや質問をおりまぜながら、お客様に気持ちよくお話ししてもらえればバッチリです!
でも、中にはあまりしゃべらないお客様もおられます。こちらから話をふっても反応がなく、だんだん重い空気に…なんてこともあります。
そんな時は遠慮なくお店のママや、先輩スタッフに頼りましょう。
もちろん頼りっぱなしではいけません。一緒に会話に入ったり、こっそり聞き耳を立てたりして、次回のための勉強も忘れないでくださいね。
会話に焦りは禁物です。
何か話さなければ!盛り上げなければ!ではなく、お客様のことを知りたい!という気持ちから質問が生まれ、会話に繋がるのです。
お酒が苦手…そんな私も大丈夫?
お酒が飲めない…これを気にされる方は多いです。でも実際はお酒を飲めなくても水商売をしている方もたくさんいます。
「私お酒飲めないんです」この言葉で気分を害されたお客様なんて見たことがありません。
それどころか「飲めないんだったらジュースでも飲む?」なんて言ってもらえて売り上げにつながることもありますよ。
お客様もどんどんお酒がすすみ、女性がお酒を飲んでいるかなんて結果的には覚えてもいないし、気にもしていません。
ただ、自分が飲んでなくても相手は酔っぱらいです。テンション高めのお客様にも元気に対応してあげてくださいね。
必殺!記憶の術!これでみんなイチコロです(笑)
これが最もお客様の気持ちをつかみます。テクニックいらずで、必要なのは記憶力のみです。
お客様のあれこれを覚えまくるのです。
お名前、飲んでいるボトルは当然、好きな歌、好きなお席、以前来られた時のことなどをなるべく覚えておきます。
「○○さん、いらっしゃいませ。こないだの旅行どうでした?」こんな感じで出迎えられたら
「この子まだお店に入って間もないのに俺の名前覚えてくれてるんだ」
「旅行に行くって言ってた話覚えてくれてたんだ」とお客様は大喜びです。
ちょっと会話に困ったな…っていう時でも「前に○○さんが歌ってくれた××の歌すごく素敵でした!また歌って欲しいな」なんて言ったらお客様はメロメロです。
これは水商売では当たり前のことだと思いますが、小さなスナックではなかなかできていない事なのです。
この記憶の術でたくさんのお客様の心をつかみましょう!
まとめ
いかがでしたか?不安は少しでも減りましたか?
「案ずるより産むがやすし」良さそうなお店を見つけたら、私のように思い切って飛び込んでみてもいいかもしれません。
スナックで求められているのは若さでもプロでもありません。普通の女性、そう貴女なのです。
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