
夏と言ったら高校野球が注目される季節でもあります。
一所懸命にプレーする高校生の姿には感動しますね。しかし、もう1つ注目すべきこととして忘れてはいけないのが応援のブラスバンドです。
演奏される曲が高校によって違ったり、定番な物まで多くあります。そこで今回は高校野球の応援のブラバンで演奏される定番曲をご紹介します。
あなたの母校はどの定番曲が使用されていますか?もしくはあなたのお気に入りはどれですか?これを知ることで高校野球の新たな魅力を知ることができますよ。
高校野球!ブラスバンドで演奏される人気の定番曲20 選!
1・あまちゃんのテーマソング
2013年に放送されたNHK連続小説ドラマ「あまちゃん」のテーマソングで、放送した年からすでに使用されていて現在でも根強い人気があり、強豪校などでは、チャンステーマに使用されるなどしています。
これをチャンステーマにしていた宮崎県の延岡学園が2013年に宮崎県勢として初の決勝進出を果たすなど効果はそれなりにあるようです。
2・紅
X-JAPANの代表曲で、ノリの良さから採用された感じがあり、作詞作曲したYOSHIKIさんもまさか高校生の応援ソングになるとは想像してなかったらしく、後年になっても歌われていることを誇りに持っているらしいです。
幅広い世代に愛されている曲でもあるので、これからの甲子園でも多くの高校が採用しそうな定番曲でもあります。
3・エルクンバンチェロ
日本と同様に野球がさかんな国のプエルトリコの作曲家でもあるラファエル・エルナンデスが作曲したラテン系の曲で、速いテンポとリズミカルな曲調は高校野球と非常にマッチしていて、よくチャンステーマに使用されています。
簡単な手拍子で援護できるので、球場に来たお客様も巻き込んだ形で応援することができます。
4・アフリカンシンフォニー
野球の祖国でもアメリカの作曲家ヴァン・マッコイの作品であり、高校野球を見ている人ならどなたでも知っている曲の1つです。
ゆったりとした曲調ながらチャンスが来ているぞ!的な緊迫感を感じさせていただける曲でもあり、高校野球独特の緊張感を現している曲でもあり、ほとんどの高校が採用している曲です。
5・パラダイス銀河
80年代後半から90年代初頭にかけて社会現象を起こしたジャニーズ最強軍団の光GENJIの楽曲で、ノリの良さと迫ってくるボールを打ち返すような感じのある曲でもあり、大型打者によく採用される曲でもあります。
最近の高校生は誰が歌っているかは知らないようで、保護者の方々が世代らしく、保護者が興奮している場面もあります。
6・狙い撃ち
1973年に山本リンダさんがリリースして大ヒットしたノリの良い歌で、古くから高校野球では定番の歌になっていました。
「打てよ!打てよ!打て打てよ!」「みがき上げたその腕で」などレパートリーがあり、高校によって特色も出せる応援ソングとなっています。
チャンステーマにも使用されたりと現在でも人気があります。
7・サウスポー
昭和を代表するアイドルユニット・ピンクレディーの代表曲で、相手投手がサウスポーじゃなくても応援ソングとして使用されています。
曲が終わった後に「かせかせ●●かせかせ●●かっ飛ばせー●●」と言うのが定番で、曲調にもじって何かを歌ったりすることはあまりないです。
野球に関する曲と言うだけで使用されている感じがあります。
8・タッチ
大人気野球アニメの主題歌で、高校野球の青春の味をもろに出した歌でもあり、今でも人気のある高校野球の応援ソングの定番曲です。
良く足の速い選手に使用されるケースが多く、この曲の時に内野安打や2塁ベースヒットなどを打つケースが多いです。
「タッチタッチベースにタッチ」と歌っている高校がありました。
9・バンビーナ
今井美樹さんの旦那さんでもある元BOOWYのメンバーでもある布袋寅康さんの代表曲です。
ノリが良く、リズミカルな曲調がヒットを打ちやすくしているという噂もあります。
現に大阪桐蔭など強打に印象が強い高校が使用していることもあり、あながち噂だけの領域でない感じもします。
10・さくらんぼ
2000年代に現れた新平成の歌姫でもある大塚愛さんの代表曲です。
ノリの良さと曲の終盤にあった「もう一回」という言葉からエンドレスに演奏できるのが良くて、応援ソングとして使用されています。
太鼓一つでも演奏することができるので、ブラバンのないチームでも採用している人気のある楽曲と言えます。
11・前前前世
2016年にヒットしたアニメ映画の「君の名は」の主題歌で、もう?と言った印象がありますが、2017年の春の選抜において、大阪桐蔭や21世紀枠で出場した不来方などが採用していてノリの良さからも応援ソングにピッタリな印象がありました。
追いかける場面などで使用されるケースが多く、逆転する場面もありました。
12・上からマリコ
元AKB48の篠田麻里子さんが在籍中にじゃんけん大会でチャンピオンになったことからセンターを獲得してリリースされた曲で、サビの部分の「上からマリコ サディスティックな女ね」の部分をエンドレスに演奏することが特徴的です。
大阪桐蔭や東海大系列の高校が採用していて強豪校が好んでいる音楽でもあります。
13・夏祭り
JITTERIN’JIN(ジッタリンジン)の代表曲で、2000年にWHITE BERRYがカバーしたことでも有名な夏の歌です。
ノリの良さなどから先頭バッターなどに使用されるケースが多く、「空に消えてった●●のホームラン」と言った感じで応援するのが定番になっています。
物語の始まりを意味している感じで応援する側も戦闘モードになります。
14・ルパン三世のテーマ曲
テンションが上がりやすい曲として有名で、アニメが放送されていた時から高校野球では使用されていました。
音楽と金属バットに当たった時の打球音が絶妙にマッチしていて、どの場面で打球音が響いてもヒットを思わせるような感じがして応援しやすい曲にも鳴っています。
バッターだけでなく、応援団もテンションが上がる楽曲です。
15・タイガーラグ
秋田県の高校のチャンステーマとして知られており、特に秋田商業が有名で甲子園ではお馴染みの楽曲になっています。
もともとジャズソングであり、ノリの良い感じにアレンジしているのが特徴的です。テキラーに似たような曲調でもあり、チャンステーマとして良く流れます。
テンポを自由自在に操れるのが魅力の1つでもあります。
16・どか~ん
真心ブラザースの代表曲で、90年代の後半から活発的に使用されてきた応援曲でもあります。
「どか~んと一発!打ってみよう!死に物狂いでホームラン」と言った感じで歌うのが特徴的で、結構ホームランが出る確率が多い曲でもあります。
こちらも太鼓1つで演奏することができるので、人気があります。
17・恋
今年の選抜高校野球の入場曲に使用されたと思ったらすでに応援ソングとしても使用されていました。
タオル両手に広げて左右に振ったり、本当に恋ダンスをしたりするなどして、応援するなど今後ともいろいろなパターンが出て来そうな曲でもあります。
大阪桐蔭、秀岳館、不来方などが採用しており、他の高校でも採用されそうです。
18・ジョックロック
別名「魔笛」と呼ばれていてビックイニングなどで使用されます。
特に智弁系列の高校が代表的で、智弁和歌山が使用するケースがテレビで多く流れます。
この曲が演奏されている時に智弁和歌山が逆転するケースが多く、この曲を聞くだけで相手校の圧力になっているとも言われています。
ぜひ、智弁系列の試合では聞いてみてください。
19・We will rock you
イギリスを代表するロックバンド・クイーンの楽曲で、ゆったりした曲調ながらも投手が投げるモーションからキャッチャーにボールが行きつくまでのタイミングが合っているらしく打ちやすくしてくれる曲でもあります。
題名通り、チャンピオンを目指す気持にもさせてくれる楽曲なので、大型打者に使用されるケースが多いです。
20・ドラゴンクエストⅢ戦闘BGM
チャンステーマとして使用されているケースが大きく、チャンスが今来ているぞ!的な雰囲気があり、期待をさせる歌でもあります。
手拍子でも簡単に合わせることができるので、一般のお客様も巻き込んで応援することができます。
代表的なのが山形県の日大山形で、この曲の影響か、山形県勢初のベスト8とベスト4を成し遂げました。
21・コンバットマーチ
高校野球の定番の応援ソングですが、もともと1965年に早稲田大学から始まり全国に広まりました。
当初は応援にも早稲田派、慶応派、明治派などがあり、色濃く浸透していったのが早稲田の応援ソングでした。
コンバットマーチはチャンステーマとしても扱われるので、早稲田系列に限らずいろいろな高校で使用されています。
22・西部警察
西部警察のオープニングの部分を使用するケースが多く、曲が流れながら打者の名前を連呼するのが定番となっています。ノリの良さと打者と応援団のテンションを上げる効果もあるらしく、いろいろな高校で使用されています。
代表的な高校として東京都の関東第一で、2015年にベスト4まで勝ち上がったのは有名です。
23・暴れん坊将軍
最初の出だしをトランペットで演奏するのが特徴的です。その演奏中にヒットを打つケースも多く、最後まで演奏されない時もあります。
一発のある打者に使用されるケースが多く、ホームランや長打が誕生する場面が多々あります。
ブラバンとしての腕の見せ所でもあるので、ブラバンに力を入れている高校は結構演奏しています。
24・サンバ・デ・ジャネイロ
ブラジル感の漂うサンバ系の曲ではあるが、もともとはドイツで誕生したラテン系のダンスミュージックです。
ノリの良さから採用された面と劣勢に立っている場面でも勇気を与えることができるような効果があることから多くの高校で使用されている楽曲です。
こちらも代表的な所としては智弁学園や智弁和歌山などの智弁系列の高校に多いです。
25・宇宙戦艦ヤマト
昭和を代表する大人気アニメで、今の親の世代の方々が好きなアニメの一つになっていると思います。
「宇宙戦艦ヤマト」の部分を「●●のスラッガー○○」と言った感じでアレンジして歌うのでが特徴的で、監督や部長が興奮している姿を見ることもあります。
特に一発を期待する打者に使用されるケースが多いです。
26・キューティーハニー
昭和と平成に大ブレイクした女性のヒーローアニメでセーラムーンと並ぶ人気を誇ったアニメの主題歌を応援曲として使用している高校が多いです。
出だしからサビまで演奏されてから「かっとばせ●●、●●」と言うのが定番で、関東第一、大阪桐蔭、東海大相模などの強打に印象が強い高校で使用されています。
27・TRAIN-TRAIN
平成初期までに日本を圧巻したパンクバンド・THE BLUE HEARTの代表曲です。
サビの部分でもある「TRAIN-TRAIN走っていくTRAIN-TRAINどこまでも」の部分を、「TRAIN-TRAIN打っていけTRAIN-TRAINホームラン」などとアレンジして歌うのが定番で、人気のある楽曲となっています。
高校生は誰の歌かはわかっていないらしいです。
28・スピードスター
足の速い選手に向けた応援ソングで、この演奏がされる打者はセーフティーバントをしかけたり、ヒットが出れば果敢に2塁を狙うなど、持ち前の足を活かす攻撃を見せます。名の通り、スピードスターな選手に向けた演奏となっています。
健大高崎、前橋育英、常総学院など走塁に自信のある高校で多く演奏されている応援ソングです。
29・アルプス一万尺
アルプススタンドから採用された感じがする楽曲ですが、しっかりと応援ソングなっています。
特に高知県の明徳義塾高校のが有名で、いくつもの逆演劇をこの応援ソングとともに起こしてきたとも言えます。
近年では、常総学院、前橋育英、木更津総合などの高校でも使用されていて、ノリの良さからか盗塁をしやすい曲にもなっています。
30・SUNNY DAY SUNDAY
1999年の夏に「ポカリスエット」のCMソングとして使用されてから一気に火が付き、高校野球の応援ソングとしても定着し、現在でも多くの高校が使用している楽曲でもあります。
夏の歌と言うこともあり、夏の甲子園で流れるとほのぼのとした印象があります。
近年では2011年に優勝した日大三が使用していたことでも有名な楽曲です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
高校野球のブラバンの応援ソングの定番曲の一覧でした。
あなたのお気に入りはありましたか、もし、母校が甲子園に行くようなことがありましたら、ぜひ、こちらを参考に応援曲にしてほしいと思います。
意外な歌も多かったと思います。もしかしたらこれから先も様々な応援ソングが誕生するかもしれませんね。
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