「おひとりさま」で行くライブハウスの楽しみ方!

近年、「おひとりさま」は増えているようですが、食事や買い物などは一人で行くことができても、まだまだ一人で出かけるには場所を選ぶ、という方も多いのではないでしょうか。

そんな一人お出かけ生活を始めたばかりの方に、一人で行くライブハウスのメリットと楽しみ方をご紹介します。

一人でライブハウス行くメリット

ライブハウスに一人で行くことは、なかなか勇気がいるものです。そのため、なるべく誰かと一緒に行きたいと思うことでしょう。

メジャーなアーティストが好きな方であれば、身近な友人の中にも趣味の合う人がいて一緒にライブへ行くことも可能かと思いますが、そうでない場合は、一緒に行く人を見つけることが難しく、一人では行けないからとあきらめることも多いのではないでしょうか。

しかし、一人で行くようになるとメリットの方が多いです。今まで行くことを我慢していたライブやイベントに好きな時に行けるようになり、フットワークが軽くなります。また、友人を誘わないことにより、気を使う必要がありません。

無理を言って付いてきてもらった場合、友人が疲れていないか、楽しめているかなど、せっかく行ったのに友人のケアをする必要が出てきますが、一人で行けば、行く時間も帰る時間も自分の自由に決められますので、気を遣うタイプの人こそ一人で行くことをお勧めします。

このように、一人で出かけることによって、気楽に自由に、好きなこと、興味のあることを自分のペースで楽しめます。

ライブの楽しみ方

キャパ300人未満のライブハウス

ライブと言ってもその規模はさまざまです。ドームや野外フェスなど大規模なものから、都心の地下にあるような100人前後のキャパシティのライブハウスまであります。

気になるアーティストがいるものの、小規模なライブハウスに行ったことがなく、どんな雰囲気かわからないため行けない、という方も多いことでしょう。たしかに、行ってみたものの観客が数人で気まずい雰囲気だったらどうしようとか、既に常連だけでコミュニティができあがっていて、部外者が目立ってしまう環境だったらどうしようなど、一人で乗り込むには勇気がいります。

しかし、ライブハウスへ行ってみると、意外と一人で来ている人はいるものです。フロアの半分ほどの人数が集まっているようなライブであれば、一人で行っても目立つことはないでしょう。

もしも、雰囲気に馴染めないなどの気まずさが懸念される場合は、目当てのアーティストの時間に合わせてライブに行き、終わったらすぐに帰るということも可能です。

このようなライブハウスの場合は、およそ2組~5組のアーティストが出演し、ライブ前日までにはタイムテーブルが出ていることが多く、入退場も自由です。再入場できるライブハウスは少ないですが、自分に合わないと感じたらいつでも帰ることができます。

観客の人数が少ないことを懸念する場合は、事前にSNSなどで、どのようなアーティストが出るのか、どの程度の知名度や人気なのかをチェックすることをお勧めします。土日や週末に行われるかどうかによっても人気を伺うことができるでしょう。

例えば週末に開催され、一回のライブで出演するアーティストが3組ほどであれば、それぞれに人気、集客力があるため、人の集まりやすい週末を任せられたと推測できますので、観客がまばらになる可能性は低いとみていいでしょう。

しかし、慣れてしまえば、あまりこれらのことは気にならなくなりますので、自由に楽しむことをお勧めします。夜に行われるライブであれば、多くは19時頃にスタートし、22時頃までには終了します。

立ちっぱなしがつらいところではありますが、まれに椅子やソファが備え付けられているライブハウスもありますので、いろいろなところに出向き、お気に入りを見つけましょう。

トークを楽しむライブハウス

ライブと言えば音楽が定番ですが、トークライブを楽しむためのライブハウスもあります。こちらは音楽がメインのライブハウスと違い、テーブルとイスが用意され、食事をしながらトークを楽しむことができます。

出演する人は幅広く、小説家やライター、ブロガー、イラストレーター、ミュージシャン、お笑い芸人などが企画を用意したり、ニッチな趣味を持つ人や専門家がプレゼンテーションを行ったりします。

イメージとしては、廃墟や団地について語る人や、アングラ文化についてのレポートや、マイナーな国の音楽を紹介する企画や、本の出版イベント、大喜利を行うこともあります。

こうしたライブの場合も、やはり、初めて一人で行くときは規模や雰囲気などに不安があるかと思います。閑散とした会場内で、ひとり飲食をしながらトークライブを観るのは気が引けるという方は、やはり、出演者の人気や知名度を事前に調べ、ある程度人気のある人のイベントに行くのがよいでしょう。

このように、飲食をしながらトークライブが楽しめるイベント会場は、多くが50人~150人程度のキャパシティとそこまで広くはありません。そのため、時折テレビなどにも出演するような人気のある方が出る場合はチケットが即完売することもあります。

初めてトークライブへ行く方であれば、毎年恒例になっているような、人気のあるイベントに行くのがいいかと思います。

トークライブの場合、当然友人同士で来ている人もいますが、一人用のカウンターのような座席が用意されている会場もありますので、一人で行って食事をしていても目立つようなことはないでしょう。

メニューも会場によって変わりますが、お酒を提供していることもあり、居酒屋のようなラインナップとなっていますので、お酒好きの方にもおすすめです。

文化系の趣味をお持ちの方であれば、ニッチな趣味を掘り下げるトークライブのようなイベントは楽しめるのではないでしょうか。

まとめ

以上、一人でライブハウスへ行くメリットと楽しみ方をご紹介しました。

他にも、大人の方が楽しめるような、ジャズライブバーなどのフォーマルな雰囲気で食事と音楽が楽しめるお店もありますが、今回は少しサブカル的な楽しみ方をご紹介しました。

一人でライブハウスに行くというのは少しハードルが高いものですが、ぜひ一人で過ごす自由を楽しんでいただきたいです。

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